出産/分娩について

CHILDBIRTH

出産の流れ

CHILDBIRTH PROCESS

陣痛が始まると、いよいよ赤ちゃんに会えるまで、もうすぐです。
どんな流れでお産が進んでいくかを確認し、心の準備をしておきましょう。

分娩第1期(開口期)

陣痛が始まってから子宮口が開ききる(10cm)までの時期

子宮内の赤ちゃんの様子
分娩時間
初産婦10~12時間、経産婦4~6時間
30時間くらいまでは正常
処置の流れ
  • 入院後、子宮口の開き具合を確認(日中:外来の内診室 / 夜間:分娩室)
  • 分娩監視装置をつけ、赤ちゃんの心音や陣痛の程度を確認
  • お部屋に移動し、分娩着に着替える(ブラジャー・ブラトップは外す)
  • 陣痛が強くなり子宮口が10cm近く開くまでは、お部屋で過ごす
過ごし方・補助動作
  • 食事・水分をしっかりとり、陣痛の間隔が長いうちに休息をとる
    • 分娩第一期は長く時間がかかるため、体力温存とエネルギー補給が大切
  • 3~4時間おきにトイレに行く
    • 膀胱におしっこがたまっていると、赤ちゃんが降りてくるのを妨げる
  • 靴下やカイロなどで体を温める
    • 体の冷えは陣痛を弱めたり、感じる痛みを増強させたりする
  • 子宮収縮の時間が長くなったり、痛みが強まって眠れない程になってきたら、呼吸法を行う
  • 楽な姿勢で過ごし、陣痛のないときはリラックスして過ごす
    • 横になる、四つ這い、座るなど
家族の方ができること
  • お母さんの呼吸法に合わせてマッサージや圧迫を行う
    • マッサージや圧迫の力加減を本人に確認しながら、気持ちのいいところで調整する
    • おしりの圧迫感や痛みを感じるようになったら、テニスボールや拳でおしりをおさえる
  • 痛みで呼吸を忘れていたら、声をかけて呼吸法を誘導する
  • 水分摂取や間食を促す

分娩第2期(娩出期)

子宮口が全開し、いきみによって生み出す時期

子宮内の赤ちゃんがお腹の中から出てくる様子
分娩時間
初産婦2~3時間、経産婦1~1.5時間
処置の流れ
  • 分娩室へ移動
  • 点滴を行う
  • 分娩監視装置をつける
  • 必要時に導尿を行う
過ごし方・補助動作
  • 便意を感じ、いきみたい感覚が強くなる
  • 助産師からいきむ合図があるまでは、呼吸法でいきみを逃しながら楽な姿勢で過ごす
  • いきむ合図があれば、しっかりといきむ
    • 赤ちゃんの頭が出た後はいきむのをやめ短息呼吸を行う
  • 陣痛がないときは全身の力を抜き、眠たいときは寝る
家族の方ができること
  • お母さんと一緒に分娩室に移動いただく
  • こまめに汗を拭く
  • 暑いときはうちわなどであおぐ
  • 水分摂取を促す
  • つらい時期なので、お母さんを励ます

分娩第3期(娩出期)

赤ちゃんが生まれ出てから胎盤が出るまでの時期

出産後の胎盤のイラスト
分娩時間
初産婦・経産婦ともに10~20分
処置の流れ
  • お母さん
    • 胎盤が出る
  • 赤ちゃん
    • 温かい場所に移動し、羊水などをふき取る
    • 胸の音を聞き、体重測定などを行う
過ごし方・補助動作
胎盤が出るまでリラックスして、体の力を抜く

分娩第4期

産後のお母さんの状態(出血など)を確認する時期

時間
約2時間
処置の流れ
  • 産道に傷がないか確認
  • 必要であれば、縫合する
  • 出血量や全身状態の観察
  • 2時間問題なければお部屋に戻る
過ごし方・補助動作
  • 分娩台で寝たまま過ごす
  • お母さんと赤ちゃんの状態が落ち着いたら抱っこや授乳を行う